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新天地イーストランドDIY⑩


大切な人と一緒に里山での持続可能な暮らしを作っていきながら「いまにフォーカス!」ノビノビ生き生きした里山ライフを営んでいく里山DIYの第2章。

 

今日は丸太の選別「Log Inventory」をおこなっていきます。

 

丸太はひとつひとつ寸法や形状が異なるため「この丸太はココに使おう」と選別作業がとても大事となるんですね。

 

この作業は「きこり・建築士・大工」の一連行う、わたくし奴の真骨頂。

 

まさにちょうど新居のデザイン中なので、丸太材の反り方、枝ぶり、樹形、重心、病気などを的確に把握ができ、設計上もカナリ役立つ重要な作業です。

 

用意するのはマーカーにスケール類。

丸太のサイズや形状に合わせ玉取り、その一本一本を測ってはメモしていきます。

私の場合はLog Inventoryの際に、現場で丸太と直接対話しながら、建物のこの部位に使う、デッキのこの部位に使うなど、材としての使い方を決めていきます。

 

またこの作業は、大工上でも重要な作業となります。

  

「伐り出しから一連で建築する」ので、土地に根差していた愛着、命を頂き大事に活かして使う責任など、使う丸太一本一本にその気持ちが宿ってくるのですね。

 

そんな思い入れや労力を注ぎ込んで、自分で設計やビルドするので安心です。

 

そして、これらの「安心」が、色々なことを生み出していきます。

安全であったり、安らぎであったり、自信であったり。。。

 

伐り出した木を思いながら、デザインしビルドする。  

この「安心」は、丸太家づくり(ログビルディング)の魅力であり醍醐味ですね。