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東向山の整備 第二章①


東京で自然豊かな環境の中に、ステキなお寺と里山(谷戸)があるのです。そのSさんとの縁をいただき始まった東向山の整備と次の世代に自然を紡ぐプロジェクト。

 

きこりのシーズンも終わり、東向山での整備は新たなフェーズに入りました。

 

7回目の今回からは、Sさん中心に新たな活動母体(YATO)のもとで南エリアの整備を進めていきます。

  

そんな東向山の整備 第二章。

初回の第一日目は、YATOのみなさんとのワークショップから。

新たなフェーズと言っても、私のスタンスは変わりません。第二章でもSさんを中心にみなさんで「環境再生・場づくりをDIYしていく」支援を行っていきます。

 

記念すべきYATOみなさんとの第一回は、南エリアの環境探索と整備作業を行いました。生憎の雨でしたが、みなさん意欲的に里山作業に汗をかいていましたね(笑)

 

午前中で作業を終え、お昼はみなさんで食卓を囲みます。こういうひと時や機会が良いんですよねー住職奥さまの心温まる料理に感謝です。

 

本日の午後は、きこり単独での作業。

南エリアの環境調査として、谷部に縦穴を設けていきました。

開山は1000年前。歴史深く豊かな湧水に恵まれた寺院です。この谷津の水が地域の人や生活を支えて潤してきたのですね。

 

そんな水脈は枯らしてはいけませんよね。。雨降りしきる中、東向山が元気を取り戻す姿を想像しながらヒタスラに縦穴を掘っていきました(笑)

 

2日目も雨でしたので、Sさんとの計画づくりの作業を行いました。

多忙を極める方ですが、すこしゆっくりお話が聞けて、ステキなヴィジョンやミッションをお伺いできました。

 

「どんな社会を目指して、またどんな思いで活動されているのか」シェアいただくことは(私にとって)大事なことなんです。二人三脚で作業していきますので、これが共有できないと全力でサポートできないのですね。

 

第二章がはじまり、これからSさんの描くカタチが実現できるように 南エリアの基本計画も整理していきながら、またYATOみなさんで持続可能な管理や作業ができるように、東京でも里山(東向山)を輝かせていきたいですね。楽しみです!