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丸太サウナ小屋づくり きこり編③


フルーツやハーブから蒸留酒を作っているロマンあふれる大多喜の森で、木を伐って その丸太でサウナ小屋をDIY。Eさんの里山暮らしをワイルドにサポートします!

 

単に小屋づくりを支援するだけでなく、里山もキレイに整備&環境再生しながら、里山オーナーEさんが山整備や小屋づくりDIYできるようにサポートしていきます!

 

本日はきこり編の第三回目。前回に続き自伐型きこり作業を進めていきます。

雑木と針葉樹が混生した山の中で、杉を寝かしていきます。

 

かかり木必至の状況ですので、前回と同様にロープを掛けて安全にシンプルに「ひとりで出来る」伐木法で実習していきます。

斜面がキツく足場が悪い環境ですが、やることは同じ。

方向を見定めて丁寧に受け口を作って、クサビ(とロープ)で倒します。

 

実習3回目のEさん。このハードな条件下ですがチェーンソーとの距離感も良く、問題なく中径木の伐倒を完遂。意識高く経験値を上げていきます(笑)

 

それと今回、フェリングレバーを使った小径木の伐木法にも初トライ。

里山オーナーですからねー自分で自分の山を管理できるようになれば良いですよね。きこり編では安全に作業がDIYできる伐木法を伝授・サポートしています。

 

今日の昼も、Yさんがお弁当をわざわざ用意くださいました!

Eさんの育てた小麦のパンのサンドウィッチです、とても美味しかったですね!

 

ハラもココロも満たされて、午後の作業を再開です!

 

これから本きこり編のハイライト、Eさん40㎝級の杉の伐木に挑みます!

 

コイツに跳ねられたり、下敷きになったりしたら怪我どこではありません。

まさに、チェーンソー講習から これまでのきこり編の総まとめです!

伐ると決めたら待ったなし!巨木に対して策略や忖度などは通用しませんから、自らの本能、感覚、得た技術で、しっかり杉と向き合わなければなりません。

 

急斜面のキビシイ状況下での伐倒でしたが、見事にEさんやってのけましたね。

 

この巨木倒れる地響きや衝撃は、きっと今後も忘れないことだと思います。 

(わたしも里山オーナーとして伐木した ”はじめの一本” は今でも覚えています) 

しかし里山きこり作業は倒すだけではありません!これでホッともしていられず、

みんなで手分けして「枝打・玉取り・運搬・燃し」の一連作業コナシテいきます。

 

伐るのは一瞬なんですよね。きこり作業はその他作業ががタイヘンなのです。

 

今日も日暮れまでかけて作業を完遂。また今回をもってきこり編の終了です。

 

Eさんはじめみんなで良くやり抜いたと思います。何より大事なく怪我無く終えましたので良かったです。毎度のセリフですが、命と健康な身体あって作業ができますからね、これ以上のことはありませんよね。

 

次回からは、丸太加工編に入ります。

 

きこり編を修了してタクマシクなったEさん、次はチェーンソーを扱って巨大な丸太と格闘していきます、来年も益々ワイルドさが磨かれていきますよ(笑)