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グリーンウッドワーク 1日講座


本日はグリーンウッドワーク講座の開催です。

GWW協会から小野さんとユカさんをお迎えしての房総初GWW!

 

念願だった講座の開催に、里山の仲間や縁のあるみなさんが参加くださいました!

 

もう私の前置きは要りませんね、ステキな写真と共にスプーンづくりの開始です!

グリーンウッドワーク(GWW)は、生木を使った木工や家具づくりを行うもので、スプーン類やうつわ類、椅子やテーブルなどを作ります。

 

持続可能な里山ライフスタイルとして生活雑貨や家具は自分で作りたいですし、またどんぐり樹が多いこの里山では、グリーンウッドワークがピッタリなんです。

 

講師の小野さんは、国内で数少ないグリーンウッドワーカーのひとり。

協会の理事長を務め、全国でGWWを広める活動を行っています。

 

今回のスプーンづくりの材料は、里山産のシイ・ナラ・サクラ・ニッケイ・杉。

 

材の大半がこの里山で枝打ちした枝の部分。基本的に材は里山整備の一環で得られるので、持続可能な木工づくりができるのです。

GWWは電動工具は使わず基本的にハンドワーク。また大した道具も使いません。

 

その為でしょうかね!?グリーンウッドワーカーには女性が多いのですね。

今回の参加者も半数が女性なんですよー

 

お昼は持ち寄ってみんなで食卓を囲みました。

冬至も近づきこの里山の冬はとても冷えので、温かい汁物が身体に沁みますね(笑)

Rさん、ぴろ、料理をありがとう!とても美味しいかったです!

 

お日様隠れる午後は、みんなで焚き火を囲んでスプーンの仕上にかかります。

 

スプーンなどの木工系のGWWでは、ナイフワークが主要作業で生命線。

基本的な5,6つの切り方を使い分けて、スプーンを作り仕上げていきます。

 

はじめてのナイフワークですが、みなさんハンパない集中でモクモクとザクザク。

木を削るナイフと焚き火の音だけが、里山の静寂の中に響いています。

木と対話するように没頭できて、それが不思議と気持ち良いのです(笑)

 

「里山の冬の夜は、炎の前でGWWする」

これでわたしがオンジを目指す気持ちがみんなにも分かったかな(笑)

 

残念ながら仕上の途中でしたが、今回はココでタイムアップ。

それでも集中と頑張りで、みんなのスプーンは完成まであと一歩。

 

同じ型のスプーンでも「樹種×手作り」で、不思議とひとつひとつ違うのですね。

 

やればやるほどに木やモノづくりの良さを発見できるGWW。

これから房総の里山で盛り上がっていこうと思います!