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リギング キャンプMTG


久方ぶりにTさんKさんが里山に来てくれています。

(当ブログでもおなじみ里山暮らしの先輩で里山ゲストハウス&カフェsouのお二人) 

 

今日は、実践打合せなので、特殊なクライミング装備満載での入山。

 

詳しくはお話できませんが、東京で里山整備のお話をいただいていて、本日はクライミングの師匠であるTさんと、里山泊での打合せ&実践作業です。

 

泊りでの打合せって、時間を気にせずしっかり話しできますし、一緒にご飯や少し飲みながら色々深いトコまでシェアできますから、良いミッションづくりが出来てとてもイイんですよね。

 

まぁ、お互い里山びとだからできるかもですけどね。。TさんKさんとはこのような里山スタイルでいつもゆったりとやらせてもらっています(笑)

今回の里山整備は、特殊伐採や危険木満載なので、クライミングの技術を使って安全で確実な樹上での作業計画を遂行していくことが求められます。

 

ですので、今日はじっくりと半日かけて、しっかりと当日のシュミレーションを重ねながらリギングプラン(作業計画)を練っていく訳です。

 

では現場と同じ様な条件の樹木を使って、実践試行していきますー

このリギング(特殊伐採)は、きこり作業の中でも最も危険な作業のひとつであり、クライマーとグラウンダーで息を合わせて行います。ですのでTさんが樹上で安全で快適に作業できるように、地上でサポートするのが私の最大の役目となります。

 

ログ作業もそうですが、きこり作業は命がけなのでお互いの信頼関係がとても大切なんです。わたしもTさんの命を預かる訳ですから必死に精進です。

 

現在では特殊な大木や危険木が、都市でもよく見受けられるようになりました。

大木になったものの窮屈な地中では根の張りが十分で無いモノも多く、風倒木の危険性が高まります。都会でもこのような特殊な大木を適切に保守管理できるきこり(アーボリスト)の存在や必要性が問われてくると思います。

 

適切に管理できれば、木も元気になりますし、光や風が入って森や山も輝いてきます。それだけに出来る限り一つ一つの樹木を大切に保守していきたいですね。

 

都会の自然は貴重な財産ですし、また東京の里山が元気に輝いていくように しっかりと準備して作業を進めていきたいと思います。