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丸太タワーキャビネット


丸太小屋も作り終え、シンプル小屋ライフでは、必要なモノはDIYしていきます。

 

前回は「モノを整理する棚」としてテーブル系をDIYしました。今回は縦への収納として丸太でキャビネットを製作中。本日、仕上げていきますー

 

いつもの通りに家具の材を丸太ストックヤードからチョイス。

今回使う丸太は、ユニークな巻きがはいった長さ180cm、φ48cmの大径木。

高さがあるキャビネットですから、丸太芯を決めて丁寧に底面と矩を出します。

 

安定してないと家具にはならずに置きモノとなりますから、丸太家具やグリーンウッドワークでは、この正確な矩出しが生命線です。ある意味、丸太の扱いを慣れていないと製材の家具づくりよりも難しいでしょうね。

 

次に、棚スペースとなる墨線に沿って、チェーンソーでくり抜いていきます。

ココがハイライト!精度を誤まると傷が残るし、棚もイビツになるので、ココは慎重にかつ一発勝負でくり抜きます。

 

50年ほどでφ50cmの丸太なのでとにかく巨大で存在感ありますね。そんな私が十分入れる程の棺状になった丸太をカンナ・サンダーでキレイに化粧していきます。

 

ただしこの大物は、しっかり二年前の冬皮までださないとカビそうですね。。今回そこまでは加工できないので塗装でフィニッシュしました。

 

そして、アングルを加工した棚受を取付けて ひとまず本体は完成です!

最後に、棚板をDIYしていきましょうー

くり抜き材で棚板を挽いて、余すところなく丸太を使います。

 

小屋の限られたスペースに多くを収納できるように、縦だけでなく横にも使えるように低層棚には足を付けてテーブル状に加工しました。

2日にかけての製作となりましたが、丸太タワーキャビネットの完成です!

丸太小屋にもフィットして、収納量もあって便利に使えそうです。

 

この「くり抜き」は丸太ならではの加工法ですし、色々な家具にも応用できます。

今回はシンプルな棚仕様でしたが、扉をつけたり色々と面白いものが作れますよー

 

丸太があればこんな家具も作れますので、よければDIYしてみて下さいね。

 

まぁそれにしても今日は、草刈りに養蜂、家具づくりと。。色々やったなぁー

ハードやったけど里山は楽しい(笑)