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師匠を訪ねて


梅雨明けしそうな太陽の下、昨日今日と睦沢に来ています。

 

souさんの目の前には田んぼが広がっていて、ここも日本の原風景の姿が残っているんですよねーこの時期の緑の稲に囲まれて実に気持ちが良いのです!

 

リラックスできる時間を過ごせるだけでなく、色々とお付き合いさせていただいている里山暮らし先輩のお二人。今日は特殊伐採の打合せに裏山に入っていますー

 

きこり道は日々これ勉強であり、ツリークライミング技術も取り入れ常に進化させています。その師匠のTさんと今日は堅木の上で実践的な想定をしての作業打合。

切捨てではなく、切った枝をロープワークを使って地上へと降ろしていきます。

 

堅木だけに幹ほどもある枝はカナリ大きく重いために、これを樹上とグランドに分かれて、確実に安全に降ろすには専門的な技術が必要となってきます。きこり家業も多岐にわたりそう楽ではないのです(笑)

 

それでもこうして特殊な技術の習得ができるのも、師匠のお陰であると本当にこの縁をありがたく思うのですね。里友バンザイであります!

 

師匠と言えば、養蜂ではやっくんであります。午後はその中林養蜂を訪ねました。

やっくんの方も大怪我から順調に回復して、今シーズンは蜂場の拡大と忙しくやっているそう。本日はそんな中、挨拶ついでに内検のお手伝い。

 

今年の夏も暑そうですし、養蜂家にとって命を削るキツイ時期を迎えますので、師匠にならって今年も裸内検術を極めていきたいと思います!ホント冗談でなく(笑)

今年は首腰リハビリ中とあってこれ以上のコロニーを増やすことはできませんが、ミツバチのお世話も5郡が強郡と順調にきてますし、こうして技術のアップデートできるのも師匠の存在であるのです。

 

昔から職人さん筋が好きだったし、「一芸は万芸に通ず」とは言ったもので、技術を身につけた人とお付き合いすると色々なことが参考になるし面白いのですよね。

 

ある意味で自立(孤立!?)した生活が求められる里山では、共にこうした職人筋仲間の存在によって私もブレずに自分道を極めていこうって励みとなるんです。