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古民家環境再生@南房総①


今日は先日、古民家再生を得意とする建築家Rさんからのご紹介で房総の古民家再生の現場にいます。

 

若いご夫婦が築150年以上の古民家を再生するプロジェクト。その敷地の環境再生のお手伝をしに来ています。

 

古民家には、自然や立地の環境と切っても切り離せない関係性があるんですよね。

 

敷地の環境が良くなれば、古民家のポテンシャルも発揮されて、田舎暮らしが豊かに輝いてくるので、お二人の古民家での新生活がより良いものとなるように、これからわたしも力いっぱい支援していきます。

 

前回、ヒアリングで作業計画を一緒にたてたので、本日の現場作業からは、ご自身でDIYできることを重点に、基本的な技術や作業を覚えていただきながら、目標とする環境再生を共に作業に汗をかき完成させていこうと思います。

Sさんは環境再生にとても興味あるようで、既に敷地には溝が掘ってありました!熱心なのはスバラシイ!若いっていいいですねー(笑)

 

環境再生において大事なことは、机上で決め打ちせずに実際の現場で「plan-do-see 仮説をたてて・実験してみて・反応を観察」を繰り返して、目に見えない地中の要所(土地の中の水と空気の流れ)を把握していくことが大切です。

 

ココでも地形と敷地を照らし合わて水が流れるその地形を読みながら、必要な作業を行っていき、要所のポイントポイントをP-D-Sで発見していきます。

 

今日の作業もそんな仮説をたて縦穴を幾つか作っておきました。

知識よりも敷地から教わることが多いので、反応を確認しながら作業を進めます。

 

これからSさんには観察を続けてもらい、自分の土地をご自身で理解していきながら、再生作業の技術や知識を実践的に習得してもらえればと思います。

 

また技術だけでなく、この機会に古民家&環境再生のプロセスやつながりも大いに楽しんでもらえればと思うのですね。

 

この縁を頂いたわたしも、Sさんと共に作業に汗をかき楽しみながら、完成を目指して全力でサポートしていきます!