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みつばちの防戦


採蜜も終わり、台風の季節に入ってきました。

蜂場にはミツバチの天敵であるスズメバチが活発に襲来してきます。

 

主に飛来するは、キイロスズメバチと大スズメバチ。

キイロは来てはミツバチ一匹ずつを浚っては戻るをくり返し、大スズメは部隊を引き連れて全滅させに総攻撃を仕掛けてきます。

 

ジワジワ攻撃か怒涛の攻撃か。。ミツバチたちには本当にタマッタモノではありません!まさにこの1,2カ月間は生きるか死ぬかの大変な時期なのです。

 

けれど、里山ミツバチたちもヤラレッパナシではないようですねー!?

 

よーく観察してみると、あちらこちらでスズメバチの亡き骸が!

どうやら必至で戦って、一部ではやっつけている様なのです。

まぁコロニーによって好戦的だったり防戦的であったり傍観的だったり。。。と対応がマチマチですが、確かにスズメをやっつける姿は、昨年までには見られなかったことで、今年の彼女たちは逞しく強くなっているのでしょうか!?

 

通説ではセイヨウみつばちは世界最強の大スズメバチに対して防戦一方でやっつける事は出来ないと思われていたので、これには驚き!あらたな発見です!

 

とは言いながらも、攻撃力の差は歴然で、大半はやられてしまっているのが現状なのですけど。。

 

そんな「勝ち目なくとも勝負する」勇敢だけどちょっとおバカな里山のミツバチ。

 

既に大スズメがペッタントラップにかかっているにも関わらず、自らもトラップにもがきながらも、果敢にも世界最強に挑むその切ない小さな姿に、思わず「もういい!やめるんだー!」と、叫んでしまいます(泣笑)