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里山ドリームハウスDIY 開拓編③


「仕事も暮らしも田舎にしシフトして、理想のファーマーライフを実現できる住まいをつくりたい!」 Ⅰくんの想いを受け始まった、里山ドリームハウスDIY計画。

 

開拓編がはじまり、第三回目の今回は本編での本丸の作業。

里山の保水力を高める、里山再生に重要な 溝堀り作業を行っていきます。

 

それでは、本日も猛暑ではありますが、

オトコ2人地球にやさしいガテン系作業のはじまりです(笑)

 

先ずはお馴染み水盛管から。バケツとホースをもって、掘る前に、敷地の高低差を把握するために、各ポイントのGLを測っていきます。

 

実際、感覚を頼りに作業を進めていくのですが、しっかり目安(基準)を設けておくことで、ナニかある時に修正や対応ができます。

各ポイントに基準を標したところで、ユンボに乗り込んで感覚を使って作業をはじめていきましょうー

 

横溝を掘る際は、凹に法面を作らずにできる限り直角に掘り進めていきます。

できる限り雨の接地面を減らし土が流れないようにする為の工夫です。 

また、掘った土をキャタやバケットで多少の勾配を考えながら均していきます。

 

掘って均して、掘って均して。。

 

掘る深さや均し面の勾配など、感覚ひとつで精度が変わってきますので、ユンボのハンドルに感覚を集中させます。Iくん見事に掘り切りました!

横溝を掘り終えたら、次は縦穴。地中での水脈の流れを考え、各位置で掘る深さを調整していきながら、穴を要所のポイントに設けていきます。

 

ダブスコ担いで真夏のガテン作業。地球にやさしい作業ではありますが、かなりハード。オトコ2人の体には、あまり優しくはありませんね(笑)

 

けれど、現在ほとんどの里山がこのように輝きを失いかけている状況です。

里山での暮らしは、その自然環境と直結しているので、里山が輝かなければ暮らしも輝きません。

 

再び輝きを取り戻すにはダブスコ担いで「地球にやさしい作業」が必要です。「目に見えない地中での空気と水の詰りを良くする」地味ですが重要な作業なのです。

 

先代から引き継いだこの里山には、実に様々な貴重な草木が植わっています。

 

とても魅力的なポテンシャルを持っている里山なんですね。「磨けば光る」そのことを最も知っているIくんだからこそ、炎天下でもダブスコを持って作業できるのだと思います。彼の里山への愛情が窺い知れるのです(微笑)

 

なんだか数年前の自分を見ているようで。。。

きっと、この里山も磨かれてステキに輝いてくると思えるのです。

 

そんな訳で、オトコ2人の穴掘り作業はやめられないのです!