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小さな再生からできること


今年の梅雨は連日の雨模様。。

これほど続く長雨の里山では、近所で土砂崩れが発生。

 

この梅雨の間、日本各地でも川の氾濫や土砂崩れの被害をニュースで目にします。

 

山も以前よりは保水力がないのでしょうか。現在の気象や地殻の変動とのバランスを保つ為なのか、山が現状の地形ではカタチを維持できなく崩れています。

この集落は「地すべり防止区域」に該当。「地すべり危険個所」「地すべり警戒区域」ではないものの注意は必要なエリアなので、里山DIYでも当初から山の保全や大地の再生などには力を入れて作業してきました。

 

里山に暮らすには、住まいの確保だけでなく、山の保全もセットなんですよね。

そういえば最近里山では、大地の水溜りやグチョグチョが気になりませんね。

これまでの対策が効いているのでしょうか。。

 

久々にフクロウ博士の暗渠を走らせている辺りを確認して回ってみると、この長雨でも、多少のヌカルミはありますが、水溜まりはありませんでした。

 

まだ再生作業の途中ではありますが、明らかに効果が表れているようです。

地中での水の流れが良くなったのでしょう、自然の力には本当に驚かれます。

地球規模の再生となると大変ですが、このように敷地内で出来る範囲での対応でも、コツコツやった分の効果は期待できると思います。

 

そんなひとつひとつの保全の積み重ねで、地域の全体の自然が元気になっていくだろうし、小さな里山からも出来ることだと思うのです。

 

自然の絶妙のバランスを保つも崩すも、私たちの行い次第なんですよね。