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ミツバチの里親になろう!冬


昨年での養蜂ワークショップでの体験を活かせる場や機会を作りたいと思い開催している今年の蜜蜂オーナー制度。

 

これまでに春夏秋と3回にわたり、自ら世話するミツバチの採蜜はもちろん、実践的な養蜂作業を通して、更なる養蜂の知識や技術を深めてもらっています。

 

そんなオーナー制度も早いもので最終回。

本日はこれから来年に向けての養蜂作業の知識や技術に触れてもらいます!

 

先ずは内検してミツバチの様子を見てみましょうー

ミツバチは冬は活動を控え冬眠状態になります。

 

寒さに弱いミツバチはハチだけに8度を下回ると活動ができません。一般的に寒い冬の時期は、みんなで身体を寄せ合って暖かい温度を保ち乗り切るんですね。

 

ですので寒い時の内検は、ハチたちの機嫌がとても悪くなっていますが、今日はまだ暖かいので行儀良いようです(笑)

 

ミツバチの越冬に伴い、お世話することが減る冬の間は、ミツバチの暮らす環境整備に充てます。今日は植樹の準備、アカシアの寝床をみんなで作ります。

肥料を入れてプランターや畑に植え付ける訳でなく、出来る限り自然のカタチで植樹する里山DIY流。

 

「なるたけ自然のままに」養蜂に対するスタンスも環境再生のそれと同じですね。

 

それだけに苗のベッドづくりとて真剣となります! 

「次コレ!そしてアレ!」スパルタ指示が止まりません(苦笑)

可愛いミツバチの為に、ツルに金テコもって一生懸命に頑張て下さいました。

アオリを食ったみなさんお疲れさまでした(笑)

 

ひと汗かいたところで、Mさんの差し入れ。焼き芋にしてホッと一息タイム。

聞けば、都会では焼き芋など作れないんですよねー

昨今の焼き芋は高額となり、季節の庶民味も縁遠くなったものですしね。

 

午後からは、ミツロウを使ったワックスやロウソクづくり。

 

みつばちの恵みはハチミツだけではありません!

昨年は蜜蝋を購入したモノもあったのですが、今年の蜜蝋はすべて里山産。

今年は養蜂の技術も上がったので、無駄巣が少なく蜜ろうの量が少ないのですが、なんとか少量でもワックスとロウソクをおすそ分けできました。

 

と、盛り沢山の内容で、最終回もあっという間に終了しました。

 

全4回、駆け足ではありましたが、昨年に引き続き、さらに深く養蜂の世界を体験してもらった蜜蜂オーナー制度。

 

参加くださった多くのみなさん、本当にありがとうございました!

 

つながりも強くなり、なにか最終回という感じがしなんですよねー

みなさんDIY巣箱も植えたアカシアも来年の養蜂作業に大切に紡いでいきますよー

 

今後もミツバチの魅力を発信していきますので、今後もミツバチと共によろしくお願いします!