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見切り分蜂


「あぎゃーー!」

 

 作業中ふと気づくと、砂嵐ならずハチ嵐。

青空が何万匹ものミツバチのドットで霞んでいます。

 

この状況に実際パニックってはいますが、心の中では『これが分蜂なのかぁ』と分析する冷静な自分もいて、スカサズ写真をパチリ。

ただ対処法をも知らない養蜂初級のわたしが取れる手段といえば、テレフォン(笑)

 

「巣の出入り口付近をチェックせよ」との師匠のファイナルアンサー。

 

指示通りに付近を見渡すと。。「いました!いました!!」

女王バチが地面を徘徊中。すかさず女王を捕まえて巣内に戻します。

内検してみると、新しい女王は見つかりませんでしたが、立派な王台を発見!

 

師匠いわく『見込み分蜂』をした様子。

 

「そろそろ新しい女王が生まれるぞー準備だ!準備だ!」とミツバチたちが

先走って巣別れしようする行動が、その見込み分蜂。

 

しかしさすがは師匠!女王の羽根を切ってあるので、女王は飛べずに巣の入り口付近でウロウロ。結果、今回の分蜂失敗となったという訳であります。

 

ともあれ分蜂には焦りましたし、今回女王を救出できたのはラッキーでしたね。

この時期の内検で王台を見逃すは命取り。

王台を徹底的にチェックし管理する必要がありますね。

 

昨年のこの時期はまだハチを飼っていなかったので、春の時期のハチの管理を甘く見ていましたねー勢いがある時期なだけに、気を引き締めなければいけません!

女王を戻してから一、二時間後には、分蜂騒ぎもすっかり納まって、枝の蜂球もなくなっていました(笑)

 

今日はヒヤヒヤの一日となり、もうグッタリです(笑)