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越冬巣箱


この時期にしては暖かい里山。ミツバチも元気です(笑)

 

今日は、内検と一緒に先日の里山養蜂会での学びを実践に移してみます!

 

さぁ内検を始めようと。。。んっ!?何かいつもと違います!

 

巣箱の出入口付近では、たくさんのミツバチたちが地べたにタムロシテイマス。

これも越冬の準備なのでしょうか!?

 

寒くなると越冬の準備として、働かないオス蜂は厄介払いされて巣箱からみんな追い出されてしまいます。なのでこの時期の巣箱の出入口では、オス蜂の亡がらで山になっているんです。これホントの話(笑)

ただ。。今日ここでタムロしているのはオス蜂でなく、メスである働き蜂。

飛び立つ気配もなく、二対で葉っぱをガジガジしています。

 

また不可解のミツバチの行動が、わたしを悩ませます(苦笑)

 

一方で、元気良く飛び立っては、花粉を持って帰ってくるハチもたくさん!

こんな時期に花粉や蜜源の植物が何かあるかと思えば。。。

あります、あります!この里山の敷地には満開の山茶花がたくさん!

 

調べてみれば、山茶花は貴重な蜜源植物!

ハチも先人には感謝しているでしょう(笑)

この山茶花も当時はあまり咲いていなかったのです。整備して日が入るようになってからは、見事な花を咲かせてくれるようになってくれています!

 

ミツバチの暮らす環境としても良くなってると言うことでしょうかね(笑)

 

さぁ、今回の本分にうつりましょうー

用意した新築の7枚箱への引越しをしていきます。

 

先ずは、バーナーで軽く殺菌消毒をして、内検をしながら、一枚一枚新しい巣箱に巣枠6枚を移していきます。

今回は緑の巣箱のみの引越し。

赤い巣箱は巣枠が9枚ほどあるので、このまま10枚箱で越冬を目指します。

 

空の巣箱は、キレイな状態ではあるのですが、底にはダニの死骸もチラホラ。

それに底をよく覗いてみると。。何か濡れている様子。

雨漏り!?それとも外気温差で生じる結露!?

 

ジメジメはダニの温床となりますから、原因の究明しなくてはなりません!

この巣箱は持ち帰ってしっかりチェックすることにします。

 

あれれ!?早速こちらの新しい巣箱でも、なにやら問題か!?

 

古い巣箱と新しい巣箱では出入口の位置が変わっている為に、ミツバチたちが上手く巣内に戻れずに戸惑っている様子。

それはそーですね。。。

働きから帰ってきたら、いきなり家も入口の位置も以前と違うわけですから(苦笑)

 

今回の引越し、ミツバチにとって由々しき騒動となってしまいました(冷汗)