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夫婦 de 採蜜


「今日はなんとしても採蜜をしなくてはならないのです!」

 

里山の巣箱には、たくさんの蜜枠であふれています。

これでは女王が卵を生むスペースがなく、緊急事態!

 

サボらない働きバチは、蜜をセッセと集めては貯め込むので、採蜜を急がなければ、女王バチが子どもを生むのを止めてしまうかもしれません!

 

そこで本日、師匠のスクランブル発進!

。。。のハズでしたが、そのやっくんにトラブル発生!?

 

満面の笑顔でも、実は怪我をして首が痛々しいやっくんなんです。

これでは、採蜜ができません。。。

 

元々の元々は、分離器を購入して自分たちで採蜜を予定していたのです。

 

しかし、輸送の際にトラブル発生!?

今ここにあるはずの分離器がありません(汗)

 

そんな状況の中で、さらにやっくんの怪我でスクランブルが不発(汗)

 

まぁ結局、巡りめぐって、わたしたちで採蜜というモトサヤなのですが(笑)

こんなヤヤコシイ状況にも、今日はなんとしても採蜜しなくてはならないのです!

 

準備が整わない中で初心者の私たちが。。はたして大丈夫でしょうか!?

 

それでも、今日は夫婦で採蜜にチャレンジです!

先ずは、道具の貸出をしているやっくんを朝イチで訪れて、使い方を伝授。

テンパっているわたしに、身振り手振りの特別バージョンで教えてくれました(笑)

 

元気そうですが、首のケガがイタイタそうです。

そんな師匠の為にも、採蜜を無事にすませなくてはいけませんね(笑)

 

いま、わたしたちの集落は、見渡す限り一面のゴールド!

車を走らせながら、この美しい棚田の風景についつい見惚れてしまいます。

ゆっくりも見てられず、コンバインを横目に分離器担いで、私たちも収穫です!

 

今日は、なんとしても採蜜しなくてはならないのです!から(笑)

 

到着するや採蜜道具のセットアップ。

やかんや蜜刀、瓶に濾し器。。。分離器以外にもケッコウ道具が必要です。

軽トラの上で準備が整えば、後は時間との勝負!

さぁ、採蜜の開始です!

 

二週間ほど前に採蜜したにもかかわらず、既にこんな状態です。

この里山では、夏蜜も結構イケるのでしょうかね!?

群がるミツバチを振り払って、蜜の巣枠を少しの間お借りしましょうー

蜜がたっぷり詰まったキレイな蜜枠が、何枚も取れました!

 

枠を確保したら、急げや急げ!

蜜蓋を蜜刀(パンスライサー)でこそぎ取っていきます。

これが、糖度がしっかりついた生ハチミツです!

 

ヘタクソなわたしは、余分に蜜までそぎ落とし、蜜蓋カットに苦戦中です(苦笑)

これがケッコウな時間がかかる作業なんですねー

丁寧に蓋を取った蜜枠を分離器に入れ、グルグルと回していきます。

 

はじめジワーっと、あとグルグル。

 

いきなり全開で勢いよく回すと、六角形の巣が壊れてしまします。

ホント、自然なモノは繊細でもあり強固でもあるのですね。

 

さほど時間かからずに、蜜の香りが漂ってきてハチミツが溜まってきました!

 

昔は天日に何日間か干して、垂れる蜜を採取していたとか。。。

分離器の発明者に感謝!道具の進化にバンザイです(笑)

ベッタベッタになりながらも、蜜が採れれば素早く巣枠を戻さなければなりません!家なきハチが、巣箱内でワイワイ巣枠の帰りを待っています(笑)

 

あまりの急ぎように、何もかぶらずついつい素手で戻していました。

 

門番ハチには、しっかりと一刺をくらいましたが(笑)

その後も、たどたどしくも二人で力を合わせて、採蜜が終了っ!

ナンとか無事に二つ巣箱からハチミツを採ることが出来ました!

 

瓶詰めする時には、既に日が暮れかかっていましたね(笑)

今回もたくさんのハチミツが採れました!

 

前回のお分けしたハチミツは、みなさんにとても喜んでもらいました。

おすそ分けできて、うちらにとっても、とてもうれしいことでした。

 

今回もミツバチたちに感謝! ご苦労さまでしたー