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集落事はじめ


年が明けて、今年も集落の農家組合に出席してきましたー

 

昨年も同じ説明しましたが、「農家組合」とありますが、

農家でなくても入れる集落組合(自治会)のようなモノですね。 

 

今年の総会の議題は「組合規約」

このかた規約がなかったのが不思議ですよね(笑)

 

これから里山くらしをしていくこの若輩者にとっては、

コミュニティーのルールづくりから参加できてありがたいことです!

 

「その昔、何十戸のコミュニティーで自助・共助・公助を行いながら、小さな自治を機能させて、みなさん一丸で暮らしをつくっていた」先輩方のそんな昔話を聞くと、すごいなぁーと率直に思います。

 

現在では、役所がその役割を一手に担っているので、わざわざ組合に加入しなくても「里山での生活」は営める訳で、参加しない方も増えているようです。

ただこの小さな自治は、地域のコミュニティ参加で交流を深めながら生活の習わしを知ることが出来るので、とくに移住者には良い機会と思うのですけど。。

 

今は個人の時代。特に私の時代では、

いかに「他人に迷惑かけなく」を美徳的に道義として教わりましたが、

 

いろいろと自助・共助・公助していた昔話を聞いていると、

「人はナニガシかの迷惑をかけるもの」だからこそ互いを助け合いながら、他人との深いつながりができるのかと、勝手ながらに思えてくるんです。

 

「なるほどなぁ」と考えさせられます。

 

もし「他人に迷惑かけない」美徳を今後も信じるとして、 

わたしは、人に迷惑かけず生きるなんて本当にできるのだろうか?

老後では、はたしてどうだろうか??

 

散々まわりに迷惑をかけ世話になってきた、私が言うのは理に合いませんが(苦笑)

つねに「おたがいさま」と、その分苦難は共に助け合いながら、その分楽しさは共にシェアしながら、人とつながりをもって生きたいですね。

 

せめて心がけだけでも。。。そう感じるのは私だけでしょうか。