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森の風呂&トイレ小屋 外構編①


雨が続きますねーー小屋の作業もここのところは小休止。

明日も雨の予報と、晴天が待ち遠しい里山。

 

夏に比べ大地の蒸散効果が弱まり、また樹木が水の吸上げを止め始めるこの時期。この再生中の里山では、長雨での大地のヌカルミは必至です(汗)

 

そんな今日は、小屋・デッキ周りを整備しようと思います。

 

 

 ヌカルミ直し  

先日のバイパス暗渠づくりした場所では、粘土質の土が表面に露出して、これが長雨でグッチャグッチャになってます(泣) 暗渠が馴染むまでは、少し時間がかかるので、このヌカルミをココらでちょっと対処してみました。

1. 先ずは、剥かるみを生じる水の流れを読んで溝をつくり

2. 朽ちた枝敷き詰め、その上に生の枝葉を絡みこませて

3. 軽く土を戻して、最後に枯葉を一面に敷きます

チョットした処理ですが、要は水溜りが出来なくなればいいのです!

次の雨で水が溜まらなければ、一先ず施工は成功。成果やいかに!

 

 

 薪小屋  

薪ストーブ、焚火炉と火の機能を移設したので、薪小屋もそれにつれて設けます。

乾燥した薪は重要必需品! 里山生活では、薪自体は沢山ありますから、薪小屋はいくら大きくても困りません(笑)

1. 丸太の先端の材を間隔(1500)を取って掘立てます。

2. 小口に欠き込みをいれて、梁材のスワリをよくします。

3. 梁の丸太をのせて、カスガイで留めます。

シンプルなので骨組みの水平垂直をしっかりそろえるとキレイに仕上がります。

次はアリアワセで屋根を仕上げますーー

 

 

焚火炉  

冬はやっぱりこれですねー焚き火は体も心も温かくするし、料理もできるし、焼き芋美味しいし(笑)、ケモノ除けにも必需ですし。しかーし、先日作った焚火炉が水没っ(泣) ナントか粘土・シルト層が土壌の水抜き処理を試みてみます。

1. 丁寧に水を汲み取ります

2. 四隅に小穴を設けて炭を充填

3.4. 中央に大穴を掘って、炭を充填

底盤を煉瓦で敷き詰めて完成ですー

これまた効果の程は未知数。今後の雨でこの処理の成否が分かります(笑)

 

「今日の処理に、自然はいつ、どのように反応するか!?」

 

自然の反応にも「リバウンド」「サイドエフェクト」なるモノが現れます。

経験上ですが、時間をかけての策と観察が良い結果を導くカギとなると思います。

 

特に排水関係は、目に見えない部分も含めて、観察と対処法を考えなくてはなりませんから、結果を求めて急ぐと失敗のもと。成果を焦らず自然の反応に任せます。

 

ある意味、自分や社会のペースは関係ないのです(笑)

それが本来の自然の流れなのかもしれませんね。

 

自分のペースを自然にゆだねる。これが面白いところです!

のんびり自然の反応を待ってみます(笑)