待望の晴れの今日は、遣り方に入ります。
小さな小屋でもあり、大地を気遣って掘っ建て工法で建てていくので、
遣り方も必要最小限のカナリ簡素でいきますよー(笑)
デッキ端を基準に寸法を追って、水糸を引いて、柱位置を定めていきます。
普段なら基準の穴の深さを決めて、その底面から寸法を押さえていくのですが、
今回は大地を極力イジリたくないのと、各地点で掘れる深さがマチマチなので、
「適宜な深さの穴を掘る→柱の仮置き→FLを決めて→柱の加工」
この流れで作業を試みてみます。
一方穴掘り中に、柱の先を炭化させておきます。
これにより定着がよくなるのと、防腐の効果を期待します。
一見ヤバそうですが、イイ感じに炭化できてます。
表面は炭化してるのですが、内部までは入っていないのです。
そもそも一定厚炭化すると、それが逆に被膜となって、それ以上の炭化が急激には進まず、防火の効果をするんですね。これを「燃えしろ」っていうのです。
都市にログハウスが建てられるのも、
こうした木材の性質を生かした防火性能があるからなのですね。
「ガッテン!」が聞こえてきたトコロですが、作業はまだ残っていましたね(笑)
穴掘り8カ所と今回もカナリの重労働でケッコウ土がでました。
その土は、土嚢袋に入れておきましょうー
掘った穴に、いったん柱を仮置きする際、倒れないように土嚢留めに使えます。
こんな土嚢袋の使い道で、一人でも作業ができるのですね(笑)
そして各柱の垂直を合わせたこの状態で、
水盛管を使い、基準高さを柱に写し取ってから「FL決め」しました。
仮置きの状態ですが、柱が建つと「建築」って感じがしてきますね!
曲がりやクセのある丸太を使ったのですが、それもナンだかイイ感じです(笑)
次はチェーンソーワークに入りますー