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森の風呂&トイレ小屋②


森に風呂とトイレを設置する小屋のDIYも、今回で二日目。

手を怪我して、一週間ぶりの復帰です!

 

今日は、大事な墨付けの作業。図面をもとに丸太にその墨を写していきますー

 

いつものように、レベルとサシガネを用いて、丸太の両小口に、任意の中心点を出してそれを基に水平線と垂直線を書きこみます。

墨付けは後でやり直しをしたくない作業。なので、ここでしっかり情報を書き写したいのですねー そこでひと手間ですが部材図があると、確認もできるしミスも減るしで、結果的に時間の短縮にもつながるんです。

 

今回も、部材図で確認しながら、一気に丸太12本の墨付けを終了させました。

 

さぁ、墨出しが終われば、墨に沿って加工をはじめます。

丸太に平面を出していきましょうー

 

平面といれば、平引きです。

デッキでは、50枚もやったので、もう勘弁って感じですが(笑)

今回はミルなしで仕上げていきます。

墨線を残して平引きを終えたら、つぎは「ブラッシング」作業です。

バーをワイパーのように撫で当てて、平面のイガミを無くし平らにする技術。

 

何ミリか線を残したところで、ブラッシングは完了!

こうやってチェーンソーだけでもソコソコ平面が取れるのです。。。が

やっぱりノコ刃の切面では荒いので、カンナをかけていきます。

 

サラピンの新しい相棒の出番っ!

墨線が微かに見えるとこまでカンナで削って平面を仕上げます。

 

バツグンの切れ味!(笑) またヒノキの良い香り!

丸太のクセや反りを読んで、熟練した墨出しに精巧なカンナ掛けができれば、

このような手作業も、製材品(工業材)の精度にも劣りません。

 

デッキづくりでは、カンナをここまで使いませんでしたが、

住宅など精度が求められるときには、シッカリこのレベルまで仕上げたいですね。

 

残りの柱材の仕口部分の加工も終えて、本日の作業を終了っ!

怪我の影響もなく大まかな墨出しも完了したので、次回は遣り方です。

 

今日の里山は秋のような風が吹いて過ごしやすく、作業もしやすかったですねー

キャンプのいい時期を逃さぬようにがんばらねば!(笑)