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きこりの丸太デッキ⑥


先日、両端梁2本を仕上げましたので、

今日は、その真中の梁を刻んでいきますよー

 

この梁には束基礎がないですねー

ですので写真のように定規を用い、シルログとの高さを測りました。

 

そして、丸太の径からこの高さを引いた値を、ここでのスクライブ幅としました

あとは前回同様、スクライブ→スコアリング→刻んで設置してみました。

カナリ原始的でアバウトですねー(笑)

でもこんな感じで出来ちゃうところもログ作業の魅力なんですね!

 

これで、土台に3本の梁が設置されました。

ここで、3本の梁のレベルを揃えた平面を出し、デッキ材を敷く段取りですが。。

「乾燥ヒノキ丸太は平引きが至難」

先日の教訓を生かして、別のアプローチで施工しなくてはなりません!

 

この3本ともクラウンアウトで納まっている為、

梁の上端レベルは「まぁーまぁー」レベルが合っています(笑)

 

測ってみると多くても15㎜程度のレベル差。

 

「住宅を建てる訳ではないからなぁ。。」

と手間と時間の短縮を考え、ここもまた原始的に現場合わせで行ってみましょ(笑)

3本の梁に定規を当てながら、一番レベルが高いところをチェックしては、

チェーンソーやドローナイフで削って合わせていく訳です。

 

しっかり平面を出したかった、弥生系のわたしとしては、

違和感を覚えながらのその決断でありました(苦笑)

 

また、ラフな仕上りとカナリのパワープレーが予想されましたが。。。

9m材3本、意外や早く出来ましたね(笑)

良く考えてみれば、作業部分は一本分なんですよね!

 

また、丸太梁セイのロスも最小限にすんで丸太強度も確保。

 

原始的手法が吉とでた今回、意外とイイ感じでいけましたね!

残すは仕上げと最後の大仕事。デッキ材づくりですー

 

チェーンソーミル、その威力の発揮どころです!

今から完成が楽しみになってきましたー