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きこりの丸太デッキ②


春の陽気が気持ちイイーですね! ログ作業日和です!

今日は設置した丸太束(束基礎)の高さを合わせていきますー

 

DIYでレベル出しといえば、水盛ですねー(笑)

今回も古代の原理が役立ちます!

いつものバケツとホースで準備は完了! もう手慣れています(笑)

 

では、丸太の束に水位の印を付けていきましょうー

 

すべての丸太を終えるまでに、バケツのホースが抜けないように、慎重に慎重に!

抜けたらすべて最初からやり直しなので必死なのです(笑)

丸太の何カ所にも印をつけておくのがポイント!

 

その印を水平器でつないで、ぐるりと一周。

 

今回は、偶然にもこの高さがBMでGL+400程度。

束の天端高さとして具合良いので、そのままこの線を使います。

ここでひと手間!その線にノコで切れ目を入れておきます。

 

「ナゼ??」。。

これは後で説明いたしますが、スコアリングと言う作業なんですね。

 

さぁ、ここでチェーンソーの登場です!

丸太を刻むと言えば、チェーンソーですね!

先ほどのノコ線の上側に沿ってチェーンソーのバーを入れていきます。

 

ここで注意ですが、あくまでもノコ線残しです!

ガッツリとノコ線を切っては目安になりませんので、ご注意を!

 

その時、スコアリングのお陰で縁の切口がキレイに仕上がるんですねー

バーの下刃を使うので、丸太がサカ剥けるために切込みを入れたんです。

 

それと、スコアリングに刃が当たると、木っ端がハダケていくので、

それを目安にバーを誘導するとキレイに線に沿って切ることができるんです。

また、スパイクを使えば、そこを支点に正確にキレイに切れますよ。

 

キレイに切れても、切り残しはどうしても生じてきます。

 

そこで、「ブラッシング」というテクニックを使って

小口の面をキレイに仕上げて、レベルを調整していきます。

 

(ココではチェーンソーテクの解説ばかりで、分かりにくくてゴメンナサイネ)

これで、丸太束の小口が水平となりましたね!

これで、この面に前回の水糸の線を写しとって墨出ができますー

 

10ヵ所の丸太束が仕上がり、本日はココまで。

次からは、長モノの加工に入りますーー