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裏山再生⑤


「ここの土台が、やけに腐っているのはナゼだ!?」

 あるトコロだけ竹の根が古民家下の方まで侵食していました。

 

また、目を凝らして観察してみると。。

ちょうどこの場所にはコンクリートのU字溝がなかったことに気が付きます。

 

この古民家の床下状態は、概ね良好なんです。

長年の放置にもかかわらず、床下も乾燥し被害もヒドクありません。

 

ただ、ポイントで腐りのヒドイところがあり、それがこの竹に侵食された場所。

「その竹の根が表面をはびこり水分を引っぱってくるのが腐りの原因か!?」

 

。。。以上が溝際の処理をしていた時に気づかされた一幕。

 

課題や問題に気づいちゃったら、処理しなくてはいけませんねー

こんなことが多々起こります。いや、ほぼ毎日(笑)

 

里山DIYに一度入り込んだらラビリンス、エンドレス(苦笑)

今日はそんな、気づいたら無視できない「拾い作業」を行いましたー

溝を作る際に、U字溝は撤去したのですが、虫の知らせか直感か!?古民家側の立上り一部は、何故かそのままにしておいたんですね。「ラッキー!!」

 

気が良くなったところで、土木作業開始です!

 

残しておいた立上りのラインに沿って、2mほどの侵食部分をツルで掘り、

コンクリートの端材の山から利用できそうなモノを幾つか探し、

4枚を置いて、叩いて、埋め込んで、設置完了っー!

竹も処理しているので、これで表面からの侵食には大丈夫そうですねー

 

現場で求められる判断や作業のオンパレードは、ここ里山でも同じですね(苦笑)

 

そこには必要な「拾い作業」もあり、また無視できる「捨てる作業」もあり、

目移りするとラビリンスに迷い込みます(笑)

 

今回のように、無視が出来ない「拾い作業」はしっかりと処理しといたいところ。

これだって自然相手なので、作業の結果が読めませんけど(苦笑)

 

作業を通してやり続ければ、

「判断できる」豊かな感覚が身につくのでしょうか?