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100年前の土間


今日は、水廻りの床組をバラして、以前のような土間の状態に戻します。

 

先ずは、根太や大引の撤去。

 

耐震住宅のような大量の金物でガッチリ組み合わさっていなく、仕口が簡素な釘留めなこともあって、解体は意外と楽に進んでいきます。

 

そんな木材は、再生可能な状態にあるのもステキです!

これが今の建物だとそうは行かないんですねー 古民家も捨てたもんじゃない!!

 

このように自分でDIYをすると、色々なことが発見できて理解が深まってきます。

構造が「剛」でいくのか「塑」でいくのか一長一短ですが、

この建物を含む古民家は完全に塑性でもっています。

 

震災の時にこの辺りも結構揺れたのですが、このようにしっかり残っているのを見ると、現在における金物でガッチリ対応する「剛」での一辺倒的な耐震法の考えに聊かの疑念が生じて。。。

 

耐震法への考え方は、法律もからみかなりデリケート。

またとてもとても専門的なのでこの辺で止めときます(苦笑)

100年前の土間の姿が表れてきましたー

三和土ではないようですが、ここには土間がシックリくる感じです!