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やまびと@高知旅


一週間ほど、高知に旅行してきました。

 

私は初めての高知(四国)上陸。

これから集落のくらし方を考えていく参考にと、妻が連れてきてくれました。

 

民宿をめぐる今回の旅のはじめは、

奥四万十の小さな集落にある農家民宿「はこば」さんを目指します。

国道439号、通称「酷道ヨサク」を走っていくと、懐かしい風景に出会えます。

 

森のヒンヤリとした良い香りを辿って、命がけで清流沿いの狭いガケ道を進んで行くと、小さな集落がポツポツ。

 

山深いこの地に、まるで山の一部かのように家々が建っていました。

あちらこちらで湧水が溢れて、どこにいても細流が聞こえ、どこまでも透き通った四万十の清流。水とともに暮らす地域なのでしょうか、今でも残る水車はとても印象的でした。

「里山で暮らすように過ごす宿」

四万十の清らかな水に育まれた、水田が広がる山奥にその宿があります。

 

到着すると、女将さんが出迎えてくれました。

妻は大好きな高知の郷土料理を教わりながら、夕食の支度を一緒にしていました。

地域に伝わるお母さんの味を楽しく教わることが出来たようで、感激してました!

 

畑で取れた旬の野菜に山と清流の恵み。ほとんどが地のモノなんですねー 

そして手作りの温もり込もった数々の季節の料理か並びます。

幸せが詰まった食事、そんな感じです!

 

女将さんは農家民宿の運営だけでなく、議員もされ地域のまちづくりにも係っていたので、きこりのわたしに色々な地域の場所や人に会わせて貰いて、とてもステキな縁を頂くことが出来ました。

残念ながら書ききれませんが、里山くらしのこと、地域のこと、民宿のことなどなど、いろいろ接することが出来た、今回の高知のやま旅。私たちにとってとても大切な経験となりました。

 

「また来ます!」と女将さんに一言。

初めて訪れた土地なのに、なんだか既に故郷になった気がしています(笑)